失われた中顔面の弾力を取り戻す
2026.08.10

キム・ヒョンジュン専門医
江南OL医院

ほうれい線とマリオネットラインは、別々に生じた問題ではありません。
原因はその上部、中顔面にあることが多いです。
シワだけを個別に改善しようとしても、原因がそのまま残ってしまいます。
中顔面とはどこを指すのか
顔は大きく上顔面、中顔面、下顔面に分けられます。
中顔面(midface)は、目の下から頬骨、鼻の周り、前頬まで続く顔の中央領域で、顔の立体感を決定する部位です。
この部位の弾力が低下すると、組織が下に下がり、ほうれい線が深くなり、前頬のボリュームが減り、口角の横にマリオネットライン(marionette area)が目立つようになります。
顔が長く見えたり、疲れて見える印象もここから始まります。
シワの問題ではなく、顔のバランスの問題です。
なぜ下がるのか
原因は4つ重なります。第一に、コラーゲンの減少です。皮膚内のコラーゲンは20代後半以降から持続的に減少し、皮膚を支える力も弱まります。第二に、支持靭帯(retaining ligament)の弛緩です。顔の組織を元の位置に留めておく靭帯が緩むと、頬の肉や脂肪層が下に移動します。第三に、脂肪パッド自体の下降です。中顔面の脂肪が下方に下がると、ほうれい線が深くなり、マリオネットラインが目立ちます。第四に、皮膚の厚みの減少です。
糸リフティングの役割
中顔面 糸リフティング は、医療用の糸で下がった組織を後ろに引き上げて固定する施術です。皮膚の表面を引っ張るのではなく、下がった組織を元の位置に近い状態に戻すことが核心です。挿入された糸は皮膚の中で組織を支える役割を果たし、時間が経つにつれて周囲にコラーゲンの形成を誘導します。施術直後の変化と、その後の漸進的な変化が同時に現れる理由です。
重要なのはどれだけ引っ張るかではなく、どの部位をどの方向に引っ張るかです。私は施術前に、個々の顔の構造とたるみの程度を先に分析します。同じほうれい線でも原因が異なれば、糸をかける方向が変わります。
このような場合に検討します
ほうれい線が長く見える場合、マリオネットラインが気になる場合、前頬がこけて見える場合、顔が長く見える場合が該当します。特に単純な皮膚の弾力低下ではなく、中顔面の組織が下に移動したことが原因である場合に適した方法です。逆に、たるみの原因が他の場所にある場合は別のアプローチが必要となるため、診察を通じて原因を先に確認する必要があります。
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※ 本投稿は一般的な医学情報の提供を目的としており、特定の診療・施術を勧誘する広告ではありません。
個人の状態によって適用が異なる場合がありますので、必ず担当の医療スタッフにご相談ください。

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